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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第19章 助けて‥くれるの?ー男達の結託
「・・・きら・・・」
「無事かっ!?」
他に人もいる為、駆け寄りたいのを我慢し、陽菜が何とか歩いて来たのを、しっかりと捕まえた!
「・・・・・これ」
「ん?」
小さな声でひと言‥
そして俺の手に何かを乗せた、それを見て俺もかなり驚いた、まさか持っていたとは。
「・・・お守り・・・」
「・・・そうか・・・」
俺が渡した香水の小瓶‥
陽菜の手を見ると、小瓶で青痣が出来てしまってる、一晩中握っていたのかこれを・・
「よく耐えたな」
「なんとか‥
ずっとお守りにお願いしていたの‥‥」
「なにをだ?」
「それは・・・・・」
「っ!!」
言い終わらない内に、陽菜の身体の力が抜け完全に気を失い崩れ落ちる。
それを咄嗟に抱き抱え‥
まあ‥話だったら後で聞けるさ。
今は此処から立ち去る方が重要、陽菜を助手席に下ろし、俺は車を素早く発進させた‥
まだ駐車場で俺達を見ている男を、チラリと横目で見ながら・・・