パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第19章 助けて‥くれるの？ｰ男達の結託

何時も何時も樹はっ！



「あのな、俺は重役会議は関係ないが、雅楽代常務は違うだろう‥
よく毎回逃げられるなぁー」


「・・・
あんなもの、俺が居なくなって同じ事だよっ」


会議が嫌で秘書２課に来た、今日は天羽は外だから、絶対陽菜が居ると思ったのに、陽菜は休みだとよ。


それで暇潰しに樹と話しているワケ‥
口は悪いが、話は聞いてくれるから。



「同じってなぁー
会議ってそんなもんだろ？
新しい事の方が珍しいんじゃないか？？」


「随分知っているよな」


「部長クラスだって会議くらいあるぞ？
どうせ各部署合わせの会議だが‥これも毎回変わり映えしないと来た」


「暇じゃね？？」


「仕事だ仕事‥
会議も仕事の内、何度言えば分かるんだよ雅楽代常務」


「俺は‥嫌いだ」


どうせ親父が勝手に決めて終わる‥
長いのは建て前だけで無駄説明ばかり、それだったら親父のひと言で終わらせろよ、それだったら出てやるっ！



「好き嫌いだけじゃ仕事は出来ん‥
小鳥遊の事も同じ、好き嫌いだけでは何も分からない、中身を見ないとな」


「・・嫌みか樹部長？」


「ただの年長者の独り言さ‥」


相変わらず樹は！


俺が陽菜を好きで何が悪い？
見合いも立ち消えになったんだし、関係無いだろっ！！