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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第20章 シトラスの香りー陽菜のお守り
多分に‥陽菜がこれを見れば嫌な顔をすると思い、眠る今の内に編集‥
画像に出来る部分が少なく少々困ったが、それでも10枚ほどピックアップ出来た。
残りは仕事部屋で十分と、SDカードを抜き編集データーを削除‥
これで痕跡は無い、陽菜の為にも残せないとも言うが。
"ピンポーン・・・"
「???」
珍しいインターフォンの音、誰かと思いながらも出て見れば、なるほどの2人組。
他だったら断るが、この2人だったら構わない‥
正面エントランスのロックを解除し、2人が此処まで上がって来るのを待つ事した・・・
「・・・
揃っては珍しいな?
天羽それに凪(ナギ)」
「流石に心配でね」
「俺の方は別に話があった」
天羽と樹をリビングに通し、陽菜は眠っていると説明‥
それには2人揃って渋い顔。
「あれだけ耐えれば、眠るのも仕方無いのかも知れない」
「小鳥遊の惨状を直接見たのは天羽だけ、俺も此処に来る途中で聞いた‥
俺の方は、奏にずっと捕まっていたからな」
「そう言えば、駐車場に陽菜を連れて来たアイツは?」
「竜崎か?
人事部長竜崎一路(リュウザキ イチロ)まあ‥小鳥遊信奉者の1人ってところだ」