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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第20章 シトラスの香りー陽菜のお守り



縄で縛りバイブを挿入して一晩中放置‥
やり方に問題があるだろうっ!


良く保ったものだ‥
普通そこまでされたら、意識など朝までには無くなっている。



「・・・・・」


思わず自分の手の平を見てしまう、先ほどまで香水の小瓶を持っていた手を‥



(ギリギリでも繋いでいたのが‥‥あの小瓶‥‥)


お守り・・・


陽菜にすれば、唯一縋れるものだったのだろう、気まぐれに渡しただけのあの小瓶が‥‥



「後は雲母君も見た通り、竜崎部長に陽菜君を渡し、私は階段で社外に出て樹を待っていたんだよ」


「なるほどな‥
それで俺のところに来た途端、意識が途切れた訳だ‥それから一度も目を覚ましていない」


「そうだろうね、それだけ疲労の色は見せていた‥
オマケ的に言えば、どうやらバイブは緩慢な刺激だったようで、性的欲求の色も‥流石にそれは意志の力で抑えたようだったが、色々な意味で辛い思いをしたのは確か」


あの野郎‥敢えて生殺しを選んだ訳だ‥
そして自分が居なくなる事で、1人の恐怖と性的欲求‥一番反吐が出るやり方をしやがって!!



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