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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第20章 シトラスの香りー陽菜のお守り
「次いいか雲母?」
「ああ・・・」
腹が立っても、今は話を聞く方が先だ‥
樹の方は別と言っていたが?
「俺の方は奏の足止めに回っていた、どうせまた会議を抜け出すと思ってな‥
まっ予想通りなんだが3時間も粘りやがって、だがそれでも俺が秘書2課にずっと居たという証拠にはなると、我慢してやったが」
「アイツそんな事をしてたのか‥‥」
「奏の会議嫌いは一部では有名‥そこはいい上手く使ったそれだけの事‥
だが、無いことに悠久が秘書2課に降りて来た、多分に小鳥遊が消えて焦った行動だろう」
「それで?」
「まずは小鳥遊が秘書2課に居ないかの確認、俺は出社していないと答えた‥
そこで悠久が言い出したんだよ、小鳥遊にそれ相応の処分をしろと‥‥とことんまで奏と離したいんだろ‥解雇‥悠久はそう言った、流石に社長命令だ、俺にはどうする事も出来ない」
「元々これ以上、陽菜を悠久の会社に置いておくつもりは無かったが、やり方が汚いな‥秘書2課内、他にも聞いているのが居たんだろう?
撤回させない為に‥‥」
「ああ、俺の他に数名居た、そして奏も‥
決定に逆らわないようにな」