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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第20章 シトラスの香りー陽菜のお守り



「目が覚めたか陽菜」


「陽菜君、心配したんだよ」


「全くだ‥‥」


えーと‥何だか良く把握出来ないです・・・


そもそも、どうして天羽専務と樹部長が居るの??



「えっ‥その‥‥
ご迷惑お掛けしました?」


私の言葉に‥‥3人揃って吹き出して笑ってるし‥
私、何か変な事を言った??



「あのな、寝起き早々に天然を醸し出しすな、天然陽菜‥
天羽も凪も、お前を心配して来たんだよ、悠久が余計な事をした‥すまん‥‥」


「・・・雅楽代(ウタシロ)社長・・・」


思い出しただけで‥身体が震える‥
なんで‥あんなやり方を私に‥本当に私は雅楽代社長に逆らえないの‥‥



「陽菜君は巻き込まれただけなんだよ、奏君が君に好意を寄せている、それだけの理由で‥‥」


「まぁな、見合いをするのに小鳥遊の存在は邪魔にしかならない‥
そう考えたんだろうさ、ついでにアイツ加虐趣味だからな」


「・・・・・」


雅楽代社長から、お見合い云々の話はあったけれど‥
天羽専務も樹部長も凄い言いっぷり、ついでに雲母は冷静。


普段からこんな感じ?



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