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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第20章 シトラスの香りー陽菜のお守り
「どこまでも奏から離したいんだろうさ‥
逃げ出したのを出汁に、悠久は凪に向かって陽菜の解雇命令を出した‥奏の目の前で‥‥」
「・・そんな・・
でも、カメラが付いているって・・・」
「それが脅しか‥
1つでも出したら、悠久は終わるな‥
そう獅王(シオウ)社長と約束を取り決めている、陽菜はまだ悠久の会社に居たいか?」
それに私は首を横に振った・・
「何度も退職か解雇で良いと言っています‥
未練なんて‥‥‥無い‥‥」
気になる事はあっても、あの会社に未練なんて無い、また新しい場所を探せば良いだけ。
「言ってたな始めから‥
悪かったよ、俺も脅しのような止め方をして、ついでに言えば動画なんて無い‥あの時俺は録画ボタンを押していなかったんだっ!」
「えっ!?」
「んな証拠になるような物を残すか‥
俺は雲母に言われた通り、小鳥遊を秘書2課に引っ張り、少々性的に育てただけ、俺の役割は此処までだった」
「私は陽菜君の完全養護、幾らあの親子でも早々と私の部屋には入って来られない‥
だから極力陽菜君を私の元に置いていた、彼が陽菜君に目を付けてからは特にね」