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第23章 裸エプロン！ｰお尻奪われちゃう！？

そんな考え事をしながら、シャワーを浴びていたんだけど‥
バスルームの脱衣場に人影！？



「・・・１人しか考えられないし・・・」


どうして居るのか、理由は考えたくないなぁー
絶対に、からかい系だよ、だって雲母だもの。


シャワーのお湯を止めて、手短に掛けてあったバスタオルを羽織って、チラリと脱衣場を覗いたら‥‥‥しっかり着替えまで済ませた雲母が待ち構えてる。


今度はなにさせる気よぉ―――！！



「お、出て来たな」


「な‥ななな何でしょう‥‥‥」


もう何度もだから分かっているけど、こういう時の雲母は悪戯を考えてる絶対に！



「ちょっと来い陽菜」


「えぇ――」


「ほら来いよ・・」


腕を掴まれ、少し強引に脱衣場に引っ張られたと思ったら‥
雲母の手に持っているのは・・・・・エプロン！？！？



「ちょっ！？
雲母ぁ―――！？」


「ん？
前に言っただろ男の浪漫、休みだったら実践くらい良いだろ？？」


「・・・冗談・・・」


「・・・で言うほど、俺は暇人じゃないんだがな‥
ほら丁度裸だし、これから夕飯作るんだろ？」


本気ですかぁ雲母さんー！！


逆らえ切れない私は、雲母の手でエプロンを付けられる事に‥
本当に裸エプロンだぁ――！！