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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第24章 小鳥遊家ー華麗なる一族
「楽しかったぁー!」
「意外な才能だなおい‥」
ショーも終わり、初めのドレスに着替え直し、今はレストランに向かう途中。
「意外なのかな?
子供の頃に教えて貰っただけなのに??」
「子供の頃で良く覚えていたもんだ‥‥」
「ま‥まあ‥‥
凄く厳しかったから??」
そりゃもう、学校が終わって帰宅してから夜まで‥
覚え切るまで毎日だもん、身体が勝手に覚えてるよ。
「モデル出来るんじゃないか陽菜?」
「無理無理、私って背が低いから、その時点でアウトだもん」
「背か‥そればかりはどうしようもない‥」
さり気なく、低いを強調しませんでしたか雲母?
「別にモデルがやりたい訳じゃないし‥
それより、ママが暫く日本に居るって言ってた」
「フランス‥‥だったよな」
「うん、基本フランス‥
でも時々日本、多分小鳥遊家だとは思うよ、パパも待っているだろうし」
「そう言やあ、次のレストランは獅王社長の名で予約が入ってるんだよな??」
「そうみたい‥
多分VIPルームを使え、そう言いたかったんじゃないかな?」
「なるほど‥‥」
パパお気に入りの指定席、2階で中が全て見渡せるようになっていて、私もあの場所は好き。