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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第24章 小鳥遊家ー華麗なる一族
前菜も美味しいし‥
メインは私は魚にしたけど、雲母はやっぱり肉系、どちらにでも合うワインを選んでくれるんだから、ソムリエって凄いわ。
「下もお客がいっぱいだね‥‥ってまた!」
「ん?
どうしたんだ??」
あーどうしよう・・
「はぁ‥唄姫さんが居る‥
さっきも会場に居たの、私と雲母はほら紫吹招待の方から入ったじゃない?
その時に、めっちゃ睨まれた」
「唄姫?
秘書2課のか??」
雲母も下を覗いてる‥
そして‥見付けたみたい。
「ああ、確かに居るな、相手は悠久んところの副社長か、妻子持ちだぞあれ」
「それは知ってる」
「あの女と何かあったみたいだな陽菜?」
「・・・
聞いたの?
向こうが初めから私を嫌っているんだもの、私の方はどうしようも無いよ‥‥はぁ‥‥」
離れたから、もう関係ないと思ってたのに‥
唄姫さん‥‥苦手だなぁ‥‥‥
「かち合わなければ良い事だろうよ」
「それはそうなんだけどね、意外に目聡いから困る」
「面倒な女だな全く‥」
揃って下を見て渋い顔、私だって無理して会いたくないよ唄姫さんは。