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第24章 小鳥遊家ｰ華麗なる一族

会いたくない、会いたくないと思うほど、不思議なもので会ってしまうもの‥
そんなに嫌々オーラ出てたかな私？？



食事が終わって、２階から降りた私と雲母‥
そこで唄姫さんとかち合ってしまった。



「っっ！
ちょっとあんたっ！！」


「・・・
なんですか？」


此処は社内でも、秘書２課でも無い‥
私が唄姫さんに遠慮する理由も‥‥無い。



「なんであんたみたいだな味噌っかすが、雅楽代相談役と一緒に居るのよ！
会社だって辞めたくせに、まだ秘書２課を気取る気、ふざけないでよね、このお味噌っ！！」


「別にふざけていませんし、もう会社とは関係無いんです‥
それに私は小鳥遊です、そんな風に呼ばれて、返事をする気も無いです」


「なんですって！
誰に向かって口を聞いてんのよ、この味噌っかす！！」


「っっ！！」


唄姫さんが、私に向かって手を振り上げた時、雲母が唄姫さんの手首を掴み止めに掛かった！



「・・・
随分な言い草だな‥
お前‥俺を本気で怒らす気か？」


「なな‥‥
そんな、雅楽代相談役こそ、こんな女との付き合いなんてつまらないでしょう‥
私とご一緒しませんか？
一晩‥楽しい事だけを見て‥‥」