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第25章 俺にしとけよｰ愛の告白

雲母って自分の会社の社内では、女性に対して当たらず触らずのスタンス‥
普通に仕事対応はするけど、それ以外の事には絶対に首を突っ込まない。


社内の女性達は、独身社長の話が一番の噂‥
こういうのは、どの会社に行っても変わり無いみたいだね。



「これで大人しくなってくれたら良いんだけど、唄姫(ｳﾀﾋﾒ)さんだし樹(ｲﾂｷ)さんに怒鳴り込みそう」


「そりゃ災難だな凪(ﾅｷﾞ)の奴、その前に良くあの女を慣らしてるな‥
アイツの性格でも、あの手の女は嫌いな筈だ」


「・・・
基本的に唄姫さんに関しては放任主義？
向こうが勝手に派遣先を持って来るから」


「ほう‥
ギリギリまで関わらずか、凪らしいな‥
まあ‥あれなら分かるか」


「・・・でしょう」


何だか唄姫さんで、どっと疲れたかも‥
ラフな格好に戻したからかな？
余計に疲労感が‥‥



「まっ、これで陽菜には関わらんさ‥
それだけは良しとするか、もう少しお灸を据えたかったがな」


「あれで十分だよ‥
私だって関わりたくないし‥‥」


「そりゃそうだ」