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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第25章 俺にしとけよー愛の告白



「広いよね、一歩間違えばテーマパークだもの、特にママが色々持ち込むから」


「・・・
何となく理解出来るのは何故だ・・」


雲母の腕の中で、こうして他愛も無いお喋りをしているのが楽しい‥


これも最近身に付いた感覚、私も初めの頃のように遠慮しなくなって、余計に楽しくなった。



「だって紫吹碧だもん、持ち込む物が普通じゃ考えられないんじゃないかな?」


言わないけど‥‥
ショーに使うと持ち込んだ象さん‥まだ元気かな?


子供の頃に、あの象さんに乗って楽しく遊んでいたんだよね‥
次は駱駝とか言ってたけど、どうなったかな??



「スケールが違い過ぎるぜ全く、そこそこに成功した俺ですら庶民に見えるな」


「ん―――
小鳥遊家って、明治になる前は皇族だったから、元々の感覚が違うんじゃない?
皇族から華族そして現在、小鳥遊(タカシナ)って皇族を下る時に、普通の小鳥遊(タカナシ)家と分ける為に付けられたって噂話もあるくらいだから、字は同じなのに‥‥」


「聞けば聞くほど、とんでもねぇ‥‥」


私も噂話だけで、ハッキリとした事実は知らないのよ?


古くからある‥それは知ってるけど。



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