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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第26章 雲母の一芝居ー裏工作ー
「・・・・・・」
カキカキカキ・・・
「・・・・・・」
カタカタカタカタ・・・
「・・・・・・」
バタバタバタバタ・・・
「・・・・・
陽菜、少し集中し過ぎだぞお前・・・」
「・・・・・・へっ??」
回ってからずっと、陽菜は集中しっ放し‥
とんでもない集中力だなおいっ!
「俺は1日でやれとは言ってないぞ?」
「・・・そなの?
てっきり1日だと思ってた・・・」
「どうしてそうなる天然陽菜?
どう見ても1日分の仕事じゃ無いだろうが!」
「うーん‥
もう少し少なかったけど、天羽さんを手伝っていた時もこんなものだったよ?」
「・・・天羽の奴」
陽菜にどういう教育をしだんだよっ!?
太鼓判の意味が、処理能力の速さ込みだったとは‥先に言いやがれ・・
「とにかく‥負担にならない程度の、自分のペースで良い‥
予定では、数日って思ってたんだが‥‥」
「終わるよ?
最後に突き返し用の怒涛の資料集めがあるけど、やっぱり1日だよね」
「マジか・・・」
ポンポン上がって来る、出来上がり書類を眺めてはいるが‥
これがまた不備も手抜きも無いと来た。
処理能力で言えば、完全に俺が負けてる。