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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第26章 雲母の一芝居ー裏工作ー
「揃って驚くなよ‥‥」
樹はともかく陽菜まで‥
それは話していなかった俺も悪いさ、だがギリギリまで陽菜に余計な心配をさせたく無かった。
「・・という事は、この仕事量って・・」
「察しが良いな陽菜、数日開けるが為の前倒し、陽菜のお陰で明日の朝には動けるだろうよ」
「そう・・・・・」
やはり一抹の不安はあるか‥
だからこそ、安心と安全を考え小鳥遊邸を選んだ、あの紫吹碧と話した時に言い出したのは‥秘密にしていた。
「という事だ凪、諦めて陽菜に付き合ってろ‥
ついでに天羽も連れて来てやる」
「・・・
そういう腹かよ‥
天羽は簡単だろうが、俺的には多少不安要素もあるんだ」
「不安要素??」
「悠久が小鳥遊を監禁した時、協力を頼んだのが居ただろ?
蛇のようにしつこい悠久だ、俺達に手を出せないとなると、そっちに手を出す可能性がある」
「あっ!
・・私は‥そんなのは嫌です、巻き込んでしまったのはこっちなのに・・」
「確かにな、仕方無かったとは言え巻き込んだのは確かだ‥
凪、その2人だったな?
どんな人物だ??」
此処までお膳立てをしたら、2人も4人も同じ事‥
上手く引っ張れないか??