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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第26章 雲母の一芝居ー裏工作ー



「ちっ、お前らは夜まで仕事、俺はホテル待機‥
朝まで暇だっただろうが‥‥」


「仕事は仕事だ、雇い主が社員放置で動けと?
最低3日は自由に動ける分の仕事を置いて来たぞ‥‥主に陽菜だがな」


「そこで私‥
回して来たのは雲母じゃないの、本当に夜まで掛かったんだから」


樹さんは時雨さんに連れられて、強制的にホテルに泊めさせられたらしい‥
自宅だと都合が悪いという理由で。


私と雲母は、あの量を全て終わらせるのに、多少のオーバーワーク‥
定時過ぎな事を良いことに、雲母まで資料室で資料集めしてた。


少しだけ雲母の悪戯はあったけど、そこはキッチリ撃退‥
だって、仕事を終わらせる方が優先だよね?



「なんで俺が運転なんだよ・・」


そう、樹さんが運転で、私と雲母は後部座席‥
場所はカーナビ入力になっているから良いけど、雲母の車を樹さんが運転って‥‥‥



「暇してたんなら、十分に体力も集中力も余ってるだろ凪?」


「余計なお世話だっ!」


雲母‥絶対嫌みだよこれは‥
昨日樹さんに、仕事手伝わないかと言ったら断られていたもん。


絶対雲母の意趣返し、樹さん思いっ切り不服そう・・



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