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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第26章 雲母の一芝居ー裏工作ー
「・・にしても何も無い場所だな、これで本当に千葉か??」
「えっ?
もう敷地内に入ってるんで、建物は本宅以外殆ど無いですよ??」
「「・・はぁ!?」」
えっ?
なんで此処で驚かれるのぉ!?
私はただ事実を言っただけなのに‥
えっと‥2山分くらい敷地があって、その中腹に本宅があるの、建物は新しいけど場所は昔の地形そう聞いた事がある。
簡単に襲われない為‥だったかな?
昔の人は色々考えていたんだね。
「首相官邸より警備は厳重、こういうところに生かされているのか‥
これでは侵入者はバレバレだ」
「という事は、既にこの車は捉えられてるって事か小鳥遊??」
「多分‥‥
警備員は沢山居るもの」
あら、また2人揃って‥
今度は盛大なため息だけど‥なんで??
車はぐるっと回って小鳥遊邸へ‥
やっぱりバレていたみたいで、正面門が簡単に開いた。
「本敷地に入ってからも広いな‥
中はコンスタントに建物はあるが、何に使ってんだが‥‥」
「色々‥かな樹さん‥
本宅以外で一番大きいのは、象さんの建物‥かな?
大きいもんね」
「「・・象・・」」