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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第26章 雲母の一芝居ー裏工作ー
パパと会った後、ちょっと部屋割り揉め‥
私は自分の部屋で良いよ、どうやら飛び出した頃のまま残っているみたいだから。
でも雲母と樹さん‥
樹さんは普通のゲストルーム‥というより何処でも良いのひと言、だけど雲母がねぇ‥‥
「一晩なんだ、陽菜の部屋に泊めろよ?」
「えぇー!
私の部屋はちょっと‥」
雲母と一緒が嫌な訳じゃなくて、問題なのは私の部屋の内装‥
かなりママの趣味が入ってるから、何というかエロ可愛い系?
これは雲母でも見られたくないっ!!
「勿体ぶるな?
何かあるのか??」
「あり過ぎだから言ってるの!
私の部屋くらいだったら、雲母と一緒にゲストルームの方が良い!!」
「そこまでかよ‥‥」
あの雲母さん?
今何を想像しましたかー??
凄く嫌な想像しか出来ないです私‥
絶対に天蓋付きベッドの、コテコテお嬢様ルームを想像されたとは思う。
現実は少し違うのよ‥
お嬢様と言うよりは、お姉様?
一面の壁が全部鏡で、後の三面はママ好みの原色カーテン仕様、そして中心にベッドがあり、回りに鏡台とかの家具。
別の意味で、雲母の興味を惹くじゃないの!