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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第27章 雲母の一芝居ー真実ー



千葉の小鳥遊邸から、一度マンションに戻り、必要な証拠の数々の確認。


流石に陽菜は見たく無いだろうと思い、全て仕事部屋に保管してあった。



「・・・
これで全部・・だな‥
余計な手間は人一倍だなこれは・・・」


今コピーしているのは、奏(カナデ)が陽菜のアパートに乱入した時に録画し、スマホ経由でパソコン保存していた物。


万が一を考慮し、初めからあの小型カメラは、外部保存の物を選んでいた‥
最悪、陽菜の日常が映っても、こっちで削除する為だったんだが。



「・・・
必要無かったとはな‥全く‥‥」


まさか、本当に一緒に住んでくれるとは思わなく、陽菜が同意してくれた時、俺はどれほど喜んだ事か。



「ずっとこれが続く為にも、悠久にトドメを刺す」


奏の件で、俺が関与している事はバレてしまっている‥
それは良い、遅かれ早かれバレた事だ。


問題は、この証拠を餌に、どう悠久を叩きのめすか‥
もう回りくどい方法ではダメだ、正面突破‥これしか無いだろう。


それと、応接室の動画の削除、記録されてるかは分からんが、向こうの証拠になりうるネタ。


いや‥敢えて残すのも手か?
悠久の罠の為に・・



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