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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第27章 雲母の一芝居ー真実ー



「あんな女に何の価値がある?」


「価値・・・な・・・」


俺は悠久が嫌いと知りながらも、ポケットから煙草を取り出し火を点けた。



「小鳥遊家のご令嬢だ、価値だったら十分にあるさ・・」


「小鳥遊家??」


敢えての爆弾投下‥
さて、畳み掛けるか・・



「・・・
日本有数の大会社Face社、その社長小鳥遊獅王と、世界的デザイナー紫吹碧‥本名は小鳥遊碧のお嬢様が小鳥遊陽菜‥
小鳥遊家は皇族下りの歴史ある家柄、旧華族小鳥遊家と言えば、その類い希なる商才でもまた有名・・」


「獅王社長・・・」


「彼女自身、経歴に嘘を付いていた訳では無い‥
周りが気付かない、小鳥遊(タカシナ)という名字に、普通は鷹が居なく、小鳥が自由に飛び回れるの小鳥遊(タカナシ)が本来、小鳥遊と書いて"たかしな"と呼ぶのは日本国内小鳥遊家しか無いんだよ」


「・・・・・」


流石に言葉も出ないか‥
生粋の上流家系小鳥遊家そして獅王社長、そのお嬢様を強姦したという事実。


腹の中は計算が回っているだろう‥どう誤魔化すかと。



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