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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第27章 雲母の一芝居ー真実ー
「親父・・・」
奏ですら悠久を睨むばかり、天羽に至っては知らん顔‥
さあどうする悠久?
「続きだったら最後まであるぞ?
それにお前がやった暴行の怪我具合の写真、秘書2課としてご令嬢を強制的に社内の男とセックスさせた全記録、次はどれが見たい?」
「お前‥社内の情報を持ち出したのか!?
いや樹かっ!?!?」
「問うてる問題はそこでは無い、ご令嬢もそうだが、今まで悠久お前が潰して来た女の一覧、そしてその後の経過‥
全て俺の手の内にある」
「俺を脅すか雲母、所詮は社内話だ誰が信用する?」
「社外もあるぞ‥
奏、身に覚えがあるな?」
「・・・
陽菜のアパートで、強姦しようとしたのは確かだよっ!
止めたのは叔父と樹だろ!!」
「当たり前だ、外でご令嬢を傷付けたと知れたら、獅王社長が動く‥
その場合‥どうなるか分かるな??」
「・・・
3日経たず社は倒産だろうね・・・」
今まで沈黙を守っていた天羽が漸く動いた‥
こっちも見計らっていたんだろう。
「天羽、雲母貴様らっ!!」
「金と権力に胡座を掻いているからこうなる‥
だったら更に上から抑え付けてやるよ‥
もし、この会社の不祥事や、女の強姦動画が1つでも表に出てみろ、獅王社長が手ぐすね引いて待ってる、お前の会社を潰す為にな‥‥そう俺が取引してやった、ありがたいと思え」