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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第28章 陽菜の決断ー愛しい人

「・・・奥様・・・」
執事が一歩引いて一礼、その後にママが入って来た。
「・・ママ?」
「随分寂しそうな顔をしてるわね陽菜ちゃん?」
「それ、昨日違う人にも言われた・・」
私の向かい側に座ったママ‥
執事がもう一組、ママ用にコーヒーをスイーツをセッティングする。
「こう思ったら一途だものね陽菜って‥
彼‥良い男よねぇ、ルックスもそうだけど性格も、野性味漂うなんて、今の日本人には少ないわよ?」
「だから‥あげないもん‥‥」
「くすっ‥
取らないわ陽菜のだもの、本当に信用無いわねぇ‥
あ、でも一緒に連れて来た彼、あっちも良い男だわ」
「うーんと‥樹さんもあげないもん‥
樹さんは雲母のなの」
何か言い方が違うような‥まあ良いかな??
「あら?
彼ってそういう趣味もあるの??」
「???」
「両党使い、バイセクシャルとも言うわねー」
「はあ!?
無い無いっ!
樹さんって、雲母の幼なじみよ、中学時代からの同級生」
あー‥
やっぱり言い方間違った、それにしても‥どうしてそうハッキリ言うのよぉ―――!!

