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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第28章 陽菜の決断ー愛しい人

雲母にだったら‥うんん雲母だから‥
私もパパのバックも、ママの幅広い繋がりも全部あげる‥漸くそう思える人が出来た。
だって雲母は絶対に悪用しない、他の男達のようにはならない‥
それを分かってるから、私を含めて全てをあげる。
漸く見付かった‥
私のたった1人の人・・
俺様でエッチだけど、本当は気を使ってくれて優しい・・
私は知ってる・・
喫煙者なのに、私の前ではあまり吸わない事。
毎日お酒を飲んでいたって言っていたのに、夜は私の作った料理ばかり食べて、お酒を飲まなくなった事。
仕事部屋があるのに、極力リビングに居てくれる事。
少しずつの雲母の気遣い‥
初めは私も気付かなかったけど、こうして毎日見て漸く気付いたんだよ?
「ウエディングドレス早く作らないとダメね‥
ああ!タキシードも作っちゃおうかしら?」
「気が早いよママ‥
それに‥際どいは嫌だなぁ‥ウエディングドレスは普通が良い‥‥って、ママの話に乗ってるし」
「ふふ‥
早いのは、どっちかしらね、陽菜?」
「まだハッキリ頷いてもいないのに‥
だけど‥今度こそ言わなくちゃ‥‥」
「黙って、彼の腕の中に飛び込んじゃえば良いのよ」
「それで納得する雲母じゃ無いもん!」

