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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第28章 陽菜の決断ー愛しい人

「あら、言葉が欲しいタイプ?
意外にグイグイなのね」
「意外じゃないと思うけど・・」
そう言えばママやパパには、普通に礼儀正しかったよね‥
そりゃ大人だから、PTOはあるとは思うけど、物凄く猫‥被り過ぎっ!
「雲母って‥‥俺様だよ‥
自分に自信があるタイプだし、有言実行で成功させるもん‥‥」
「ふふっ‥
それくらいじゃないと、陽菜は扱えないもの‥‥ね?」
「ママっっ!!」
どういう意味なのよ―――!!
ママにイジられてる最中に、リビングで控えていた執事は電話中‥
切ったと思ったら‥‥私のところに来た?
「陽菜様」
「はい?」
「雅楽代様のお車が、敷地内に入ったようです‥
こちらにお着きになるのは‥20分後程度かと思います」
「本当っ!?」
ふと‥ママを見れば、行きなさいという顔‥
私は脇目も振らずリビングを飛び出す!
行き場所は‥‥本宅前の駐車場!!

