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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第28章 陽菜の決断ー愛しい人



「・・上機嫌‥だよな‥‥天羽?
俺は軽く二日酔いなんだが・・」


「そうかい?
良いストレス解消をしたからね、ついでに言えば私は雲母君の倍は飲んだ筈なんだが?」


「その酒豪を忘れてたぜ‥全く‥‥」


昨日、悠久に溜まりに溜まった鬱憤を全て出したせいなのか、俺のマンションに来た天羽は飲む飲む・・


天羽と一緒に飲んだのなんか、かなり前の事でつい忘れていたが‥
俺達の中で、天羽が一番の酒豪だ‥俺もウッカリしてた。



「家中の酒が底を付くかと思ったぞ?」


「そこまでは飲んでいないつもりだが‥
ボトル4本‥くらいだった筈」


「最近飲まんから、酒の補充をしてなかったんだよ‥
痛い頭を我慢して運転してるんだ、道中先は長い事故っても俺は知らん」


「おや?
本当に二日酔いだったのかい??
運転変わった方が良いかね」


「・・・
いや‥天羽に運転させたなんて、陽菜に見られてみろ‥
俺のプライドの方が傷付くぞ?」


「くすっ‥
雲母君は本当に陽菜君には弱いからね‥
というより男の意地かい、変わらず硬派だから」


「それは俺の勝手だ」


とうとう、天羽にまで言われるようになるとは‥
俺の性格だっ!放っとけよっ!!



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