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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第28章 陽菜の決断ー愛しい人

「雲母・・聞いて欲しいの・・」
「ん?」
少しだけ雲母から離れて、私は気持ちを落ち着ける‥
大丈夫‥今の私だったら言えるよ・・
「・・・・
私も・・・雲母が好きです・・・
雲母が居ないとダメみたい、1日でこんなだもの・・・」
しっかり雲母の目を見て、簡単だけどハッキリと、私は雲母の告白に応えを出した。
大好きです・・雲母・・
驚き目を見開く雲母‥
でも次の瞬間、雲母に腕を掴まれ引き寄せられ、私はしっかりと雲母に抱き締められた・・
「・・・やっと・・言ったな陽菜・・
絶対離さんからな、覚悟しろよ?」
「離さないで‥
逆に離したら怒るんだからね」
「当たり前だろ‥
初めから言っていた筈だ、一目惚れでずっとお前だけを見て来たと・・」
「うん、私も好きだよ雲母・・」
見上げれば、雲母の穏やかな笑み‥
そして重なる‥互いの唇、好きという気持ちを乗せて・・
「・・・ンッ・・・」
触れるだけじゃ足りないと、私の方から舌を絡め‥
雲母も応えてくれる、絡まる2人の舌‥‥
これだけで凄く気持ちが高まるけど、場所が場所だけに名残惜しい気持ちと共に唇を離した。
だけど、まだ触れ合っていたいと言いたいように、互いの唇に銀色の糸を引きながら・・・

