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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第28章 陽菜の決断ー愛しい人

「はあ‥‥あのな、天羽が見てるんだが‥‥」
「あっ‥‥‥ひゃぁ!!」
おいおい、今頃気付いて恥ずかしがるか?
だが‥‥漸く‥漸く陽菜が頷いた‥
約3年の思い‥俺も報われるなこれで‥‥
手に入れたくて、手入れたくて溜まらなかった陽菜を、こうして手に入れられた喜び‥
言葉では表せないだろうが。
「私は何も見ていないよ?
でも‥‥良いね、この歳でも恋がしたくなったかな??」
「淡白天羽が女に入れ込んだ日にゃ、俺の出番が無くなるから止めてくれ」
「おや樹‥
酷い言われようだね、私は樹のように食い散らかさないから、心配は無いよ?」
「・・今それを言うか・・」
何時の間にか現れた樹と共に、天羽も樹もにこやか顔‥
これで本当に片付いたなと、やっと思える。
途中で陽菜という予定外が入ってしまったが、数年前に3人で計画した通り、上手く悠久だけを切り離した。
そう‥‥全てを俺が計画、途中で陽菜の事を絡めながらも、俺が思った通りになった‥‥とは、まあ何時か陽菜に話すか。
今は悠久を切り離し、陽菜を手に入れた事の方を喜んでいたい・・

