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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第33章 樹と天羽の悪巧みー秘書2課解散



「そうやって言う時の天羽に失敗は無い、それくらいは知っているさ‥
やっぱり俺より専務が合っているだろ?」


「私は‥‥どちらでも良かった、樹のような部長職でも本当は良かったんだよ‥
今更だね、確かに樹の言う通り、悠久君を抑えるのに私は適任だった、それは理解しているつもり」


「・・・
悪かったとは思っている、無理やり押し付けた形になった事も‥
だが、秘書2課なんざ汚い仕事は俺の役目だった、それが俺が天羽を専務にと言った理由だ、天羽には向かないとな」


「そう‥‥本当に適材適所だねこれは‥
別に怒っている訳では無いよ、逆に何時も私を見る度に、すまなそうな顔をする樹が気になっていたんだ」


「考えている事は同じだったのか、全く俺達らしいな」


少し冷めたコーヒーを飲み干し苦笑い‥
やっぱり気が合う仲間、雲母にしても天羽にしても、年数が経過しているのに変わっていない、逆に安心するなこれは。



「・・という事で説得は頼んだよ樹?」


「・・・はっ!?」


「もう少しで2人が此処に来るからね、私が呼んでおいた」


「・・マジかよ・・」


誰か、この知能犯天羽を止めろっ!!



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