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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第33章 樹と天羽の悪巧みー秘書2課解散
「小鳥遊を連れ出した件、何れは誰かがバレるだろう‥
そうなると、俺達が居なくなれば鉾先は、竜崎、成宮、お前達2人に来る‥‥それを止めたくてな」
「そういう理由でしたか樹部長」
「なるほど・・」
「ついでに言うなら、小鳥遊は今向こうの会社に居るぞ?
2人には悪いが、雅楽代元相談役と婚約した、結婚は数ヶ月先の話だそうだ」
「陽菜ちゃんが結婚!?」
「・・・
だからあの時、雅楽代相談役だったのか・・」
竜崎部長は何か知ってる感じだな‥あの時って?
「竜崎は駐車場で会っていたな、雅楽代元相談役‥ああっ面倒くせぇ、雲母が待機してたのを‥」
「呼び捨て‥‥」
「確かに相談役に小鳥遊君を渡しました」
「俺と雲母は、中学時代からの幼なじみ‥つまりダチなんだよ‥
駐車場に雲母を待たせたのも俺、深夜に助け出すなんて無茶な事を言う雲母を止めるのに、かなり必死だったんだがな‥‥暴露はこの辺で良いか??」
ダチって‥‥
樹部長って、そんな繋がりがあったんだ‥
何時ものらりくらり交わされて全然気付かない‥いや、誰1人気付くのなんて居なかった。