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第33章 樹と天羽の悪巧みｰ秘書２課解散

「随分投げやりだね‥樹？」


「余計なお世話だ天羽、ギリギリに言いやがって」


「先に言うと逃げるからね、後に回しただけだよ私は‥
ああ‥２人共、コーヒーは大丈夫かい？」


「あ‥はい‥‥」


「大丈夫です」


天羽専務にまでタメ口、いやいや天羽専務の方もタメ口だなんて‥
樹部長の繋がりってどうなっているんだ？？



「・・・
元々、俺と雲母が学生起業した時に、集まって来たのが天羽と悠久‥
途中のトラブルで、雲母１人が離れて会社を設立になったが、残る俺達３人は悠久を代表にこの会社を作った‥‥今はそれが良かったのか甚だ疑問はあるがな」


「設立メンバー」


「ですが、それを離れると？」


樹部長が話をしている間に、天羽専務がコーヒーを差し出してくれた。



「では現状で良いと思うかい？
竜崎部長、成宮課長？」


「それは・・・」


「雅楽代社長の事ですか天羽専務？」


「そうだ‥
女性にあんな仕打ちをして何も思わない‥
今の悠久君に、私は付いて行く気は無いよ‥‥それに私と樹は、初めから雲母君派で、悠久君の方に残ったのは、雲母君の気遣いから‥それを踏みにじったがね」


「「・・・・・」」