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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第34章 §ひとときの夢§鏡の幻ー入り乱れる心と身体



「・・・・・っ!?
キャ―――っ!?!?」


「わっ‥‥悪いっっ!!」


うっ嘘っ!?


樹さんに気付いて‥私が慌ててミニスカートを下ろしたのと‥
樹さんが気付いて、後ろを向いたのはほぼ同時‥‥


絶対に‥‥見られた、私のこんな姿‥‥‥



「・・・
ノックくらいしろよな凪(ナギ)・・・」


「だから悪かった!
急に相談があって急いでいたんだ‥
お‥終わってからで‥‥良い‥‥‥」


「・・・・・」


あらか様に動揺している樹さんに、私は何も言えない‥
だって‥口を開いたら、ヤらしい声が出てしまいそうなの・・



「なあ‥‥凪‥‥」


部屋から出て行こうとしていた樹さんを、雲母が止めた‥何故??



「・・・なんだよ」


「・・・
・・何も気付いていないとは、思ってないんだろ?」


「・・・
だからどうした‥
今俺に聞く事じゃねぇだろうが・・・」


雲母の不思議な言葉と、不機嫌そうな樹さんの声‥
2人揃って、こんな感じは初めて見る。



「いや、今だからだ‥
・・・欲しいんだろ‥陽菜を・・・」


「えっ??」


「雲母っっ!!」



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