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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第34章 §ひとときの夢§鏡の幻ー入り乱れる心と身体
「はぁ はぁ ンンッ‥‥雲母お願い‥止めてぇ‥‥」
どんなに言っても、雲母の責めが止まる事は無く、私はイッてしまいそうなのを耐えるばかり。
「このまま行けば、陽菜がどうなるかくらい分かってるだろう凪?
性欲に乱れる陽菜が欲しくないか??」
「雲母お前‥‥
どうしても混じれと言いたいのか?」
「そうだな‥‥
鏡越しの一夜の幻‥そう思ってろ凪、陽菜もだ」
鏡越しの幻??
私は・・・
「たくっ、後で文句言うなよな雲母っ!
・・・小鳥遊‥‥いや陽菜すまん、一夜の幻だと思い明日には忘れてくれよ」
樹さんが振り返って、私達の方に歩いて来る‥
私‥本当に、雲母と樹さんの2人を相手に‥するの??
「陽菜‥前に言った筈だ‥少しは凪の気持ちを考えてやれと‥
お前に惚れてるのは、俺も凪も同じなんだよ‥ただし凪が身を引いたが‥‥」
「・・・あっ・・・」
前に聞いた雲母の言葉‥
あの時は、樹さんは仕事だったからと片付けたけど、雲母はしっかり理解していたんだ。
気付かなかったのは‥‥私‥‥樹さんの本当の気持ちに‥気付けなかった‥‥‥