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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第35章 獅王と紀永ー有名人達の会談

俺的には、この街は初めて来た‥
近郊と言うが、都心部とさほど変わらない街並み、それを通り過ぎれば漸く近郊らしい住宅街が垣間見れる。
(・・・
街の発展は、早乙女一族の力か・・)
千葉の小鳥遊一族とはまた別の発展のさせ方‥
一族メインというより、地域に密着し発展させてバランスを取る‥‥
こればかりは一族様々‥
確か早乙女一族も歴史は古い筈、俺はその程度しか分からない、俺だけじゃ無い殆どの人間は俺と同じ感覚だろう。
「あれが会合場所だ‥
江戸時代から続く老舗料亭、早乙女会長も考えている、既に普通では飽きていると‥‥」
「獅王社長も、この様な場所を?」
「数件は‥
これも繋がりの1つ、格式高い場所は一見を嫌う、それだけの話‥
雲母君も今の内に覚えておいた方が良い」
「・・勿論です・・」
本音はあまり興味は無い‥
だが、陽菜の為だったら俺は覚えるしかないだろう、一応は小鳥遊に入る‥こんな形を取っているのだから。
車は静かに料亭の敷地内に入って行く‥
そして、相手の車は既に料亭にあった。

