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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第36章 ひとときの夢§おじさん‥だよ?ー天羽の夢ー
暫くの間、お互い無言でホットミルクを飲んでいたが、流石に此処で終わる‥‥訳にもいかないし、私の心も落ち着かない。
彼女‥陽菜が欲しい‥
原始的かつ本能に素直な、私の男としての心‥‥
幾つになっても男は男、40を超えたからといって性欲が無い訳では無い‥
普段は立場上、理性という仮面で隠しているだけの話。
秘書2課反対派の私が、秘書2課に荷担する訳にはいかない‥
私ギリギリのセーブ。
だが今は会社の外、こういう気持ちを持っても、何ら不思議ですら無いのだ‥
好きな女性をモノにしたい‥と‥‥
「・・・
頬の痛みは?」
「だいぶ引きました‥
まだ赤いですか?」
タオルを取って頬を見せてくれる‥
確かに先ほどから見れば、赤みはかなり引いた‥これならば大丈夫・・
「上手く引いたね」
そう言って、冷たくなった頬にキス・・
「もう痛くないから・・」
「そう・・
・・此処で押し倒したら、陽菜に狭いと言われそうだ・・・おいで・・・」
立ち上がり手を差し出せば、彼女は私の手を取り立ち上がる‥
そのまま手を繋いで、彼女を私の寝室に導いて行く・・・