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第37章 みんなと一緒ｰ陽菜の思い描く形

「えっ‥と‥‥」


歓迎会当日、私は早めにマンションに戻って来て宴会準備。


とは言っても、ほとんど外頼みなので確認が主体なんだけど‥
合わせ７人分だもの、色々チェックは必要。



「ゲストルームは、配置変えが終わっているし‥
今のケイタリングって、ビュフェ式なんだね」


ゲストルーム４部屋はメイキング済み‥
そしてケイタリングは、ちゃんとテーブルから持ち込みなんだ。


リビングとダイニングの間にテーブルを入れ、ビュフェ式に惣菜が並ぶ、それも種類も量も多め。


別のテーブルにはお酒一式、シャンパンから日本酒まで一通り揃ってる‥
ほとんど何もしないで、此処まで揃うなんて凄いね。



「グラスとお皿の予備くらいあったかな？」


キッチンを覗き‥グラスは雲母がお酒を飲むから、結構多めにあるんだけど、お皿とかは私が来てから増やしたから、多いとは言えない。



「ん―――・・・」


パソコンから、ケイタリングして貰ったレストランをチェック。



「・・・
あ、お皿とかのレンタルがある、当日可能‥間に合うかな？」


追加発注で、お皿類のレンタル依頼‥
そうしたら５分で返信、時間までに届けてくれるって‥良かった。