パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第37章 みんなと一緒ｰ陽菜の思い描く形

「・・・
早く時間にならないかな？
樹(ｲﾂｷ)さんと天羽(ｱﾏﾈ)さんには時々会うけど、竜崎(ﾘｭｳｻﾞｷ)さんと成宮(ﾅﾘﾐﾔ)さんは、向こうの会社で会ったのが最後だから・・・」


何ヶ月前の話だろう？
随分前の事にも思えるくらい、あれから時間が過ぎたんだよ。


２人共、雲母の計らいで係長スタート・・


竜崎さんは人事で、相変わらず人間観察をしながら、適材適所を決めて来るらしい。


成宮さんは、樹さんと一緒に営業で奮闘‥
最近は２人の営業で、業績と売上は鰻登りという大活躍。


雲母も次のボーナスは、一律で増やす計画なんかを立て、会社自体もまた大きくなった‥
こういうところは公平なのが、雲母の良いところだよ。



「・・だって雲母だもの」


私の大好きな雲母は、自分だけという考えは無い‥
ちゃんと社長として、社員全体を見て、円滑に社内を回す。


勿論業績が上がれば、社員の給料もアップ‥
それが、更に会社が伸びるコツだと知っているから。


俺様だけど、やっぱり大学で経営学の特別講師をやった腕前は本物だもの。