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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第37章 みんなと一緒ー陽菜の思い描く形
(あぁー!
時雨さんっ!!)
そう!時雨さんだ!!
その時雨さんはと言えば、また窓際から外を眺めて、1人酒状態‥
輪に入らなくて‥‥‥良いの??
「・・・雲母・・・」
「ん?
どうした陽菜??」
「時雨さん‥
あれじゃ可哀想‥‥」
「時雨?
・・・アイツこういう時は、当たらず触らずだからな‥
遠慮のし過ぎなんだよ‥全く‥‥」
雲母も仕方無いみたいなため息‥
時雨さんって、何時もこんな感じなの?
・・これって少し嫌だなって思う。
「ちょっと良いかな雲母?」
「時雨か?
・・構わんぞ・・」
雲母に断りを入れてから、隣を離れて時雨さんのところに‥
「・・・時雨さん・・・」
「??
どうしましたか陽菜さん?」
「どうしたって‥
みんな居るのに、1人でそうやって飲んで寂しくありません?」
「毎回こんな感じですので、俺は寂しいという事は無いんですが‥」
「・・・
だけど、窓から外を見詰める目は‥‥私はさみしそうと思ったんです」
うん、私はそう思ったの‥
だから、声を掛けた‥みんな楽しくして欲しいから。