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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第37章 みんなと一緒ー陽菜の思い描く形
「陽菜に竜崎、成宮に時雨までも潰れたか‥‥」
騒ぐに騒いで、最後にしっかり時雨が用意していたカメラで、全員を入れて写真を撮り‥
久しぶりに楽しかったと思う。
「残ったのが私達とはね、雲母君も樹も、どれだけ酒が強いのやら・・」
「一番ケロッとしている天羽に言われたくねぇ‥」
最後にリビングに残ったのは、俺と樹と天羽‥
はっきり言えば、毎回飲む面子だけが残りやがった。
「それにしても上手くいったね‥
竜崎君も成宮君も会社に馴染んだようだし、何も問題は無いかな?」
「俺と天羽はな‥
初めから雲母の方に行く予定だったから、仕事内容は熟知していた‥‥アイツらには言わないぞ?」
「まあな、この会社を立ち上げた当初から、2人にはリークしていたんだ‥
こっちに来て、何の違和感も無く業務をこなして当たり前ってか?
結構年数は掛かったがな・・」
酒が入っているからこそ言える愚痴‥
数年越しの計画も、完全に予定していた‥いや、それ以上に上手く行き、陽菜と有能な人材というオマケを付けて終わった。
本当は、樹と天羽だけを引き抜く計画だった‥‥今更だな・・