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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第37章 みんなと一緒ー陽菜の思い描く形
「俺は貸しを返して貰ったまでだ‥
沢山オマケを付けてな」
「一番は陽菜君かな雲母君?
陽菜君の事も数年越しの話、相変わらず雲母君は我慢強い」
「悠久という派手な兄が居たんだ、我慢強くもなるさ‥
計画に陽菜の事を絡めたのは、多少後ろめたかったんだが、逆に沢山のものを齎してくれた」
「苦労したのは樹だけどね」
「全くだ‥
人の恋の手伝いまでだと?
もう二度とやらないからなっ雲母!」
「分かってる、というより二度は無いだろうよ」
3人共、何時ものバーボンに切り替え、照明を暗くし今更の暴露話‥
終わったからこそ言える‥そんな意味も込められているが‥‥
「そうじゃ無いと困るぜ、何度も転職は御免だからなぁ‥
あ、煙草良いか雲母?」
「そう言えば、樹並みのヘビースモーカーだと思っていたのに、最近はあまり吸う姿を見ないね雲母君?」
「ああ‥‥
陽菜が居るから、極力吸わんようにはしている‥
というより1本寄越せ凪」
樹から煙草を横撮りし、2人揃って一服‥
考えて見れば、煙草なんざ久々だ・・