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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第7章 縛りプレイー人事部長
「チュッ‥
なるべく優しくしてやりたいな・・・」
「え?
あ‥あの‥‥縛るって‥‥‥」
あっ、言っちゃった、私バカ!?
「・・・・・それか・・・・・」
「??」
竜崎部長‥何だか辛そうな顔・・・
抱き締めていた腕を離し、肩からブラウスを掛けてくれて‥
とりあえず座ろうと、竜崎部長は言い出した。
「・・・
なんて言ったらいいのか‥
確かに俺は縛る趣味は‥ある、だが話にあるように闇雲に縛る訳じゃ無い」
「それは・・・」
話し出した竜崎部長は、自重めいたような悲しそうな雰囲気。
「さっき唄姫とかはキスを拒否すると言っただろう?
どうやら唄姫は、こんなオジサンとキスなんてまっぴら御免と派遣部で言い捲ったらしい、それから俺とキスしてくれる派遣の女性は誰も居なかった、皆唄姫の話に乗ったんだろう」
「私は‥知らない‥‥」
そんなのは聞いて無い‥
違う、さっき竜崎部長って話を唄姫さんは聞いていたのに、敢えて私に言わなかったんだ。
成宮課長が、唄姫さんより私を選んだのが面白くなくて‥
だって唄姫さんって、自分が言えば男は全員従うと思っているから。