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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第39章 怯える日々ー小鳥遊の呪縛



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「あ?
社長からの決定事項??
今更だろ、もっと早くこうしていたら、こんな事にならなかったと思わんか奏?」


秘書2課解体まで後数日と迫った日、俺は樹に会った‥
樹の方は退職も含むから、完全に荷物整理済みで、デスクの上には電話1つしか残っていない。



「社長からだよ‥
今後、秘書2課に関わった者の交流禁止、破れば解雇を含む処分も検討すると‥‥」


「不服なのか?
普通の会社に戻っただけだというのに‥
今までが異常だった、悠久1人の為に作った秘書2課、悠久がもう二度と使えないんだから、解体するのが当たり前‥それだけさ‥‥」


「親父の為に作った?
重役や部長達の為にあったんじゃないのかよ!?」


「いや、1人の為だ‥
俺が秘書2課設立に手を貸した理由は、悠久が表立って遊ぶのを防ぐ為‥‥なにせ一歩間違えば傷害事件になりかねない、そんな高リスクじゃな‥多少周りに反対されようが、社内で内々に済ます‥そう選択したまでの事、後はオマケなんだよ」


「・・・樹・・・」


これが樹の本音‥
ただそれだけの為に秘書2課を作り、上手く親父を操っていたのか・・



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