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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第39章 怯える日々ー小鳥遊の呪縛
これが俺が聞いた現実‥
樹は‥初めから雲母叔父の味方だった‥
それをひた隠し、やる気の無い部長を演じ、裏で雲母叔父と繋がっていたんだ。
そして雲母叔父は、親父に脅しと大きな枷をし、樹と天羽を連れて行った‥これが結末。
「今の親父はもう‥‥」
怯え隠れ、社長室で酒を浴びるほど飲み、経営に興味を示さない‥
自分の保身だけしか頭に無く、俺や社員の事なんか何1つ考えちゃいないんだよ・・
「だからって‥
急に俺に鞍替えするか?
結局重役共は会社存続しか考えて無い、親父の存在なんてどうでもいいと来た‥‥ふざけんなっ!」
俺は‥‥俺は‥‥こんな会社は無くなってしまえば良いと思ってる。
今まで、親父のワンマン経営に依存して来たくせに、親父がああなったからって、いきなり親父を切るような発言の数々‥
俺だって腹が立つんだ!!
「・・・・・」
だからと言って、俺が何もしないと本当に‥
嫌々ながらも、デスクに置かれた資料を手にする‥指示と方向性を出す為に・・・