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第39章 怯える日々ｰ小鳥遊の呪縛

「ど‥‥どうしてっ！？」


なんで私が解雇なのよっ！？！？


秘書２課解体で、みんな秘書課に行ったのに、私だけ受け付けでも我慢したのに！


ただ‥ただ少しだけ、出社して来た副社長と話をしただけで‥解雇通知だなんて！


確かに、秘書２課解体の時に言い渡されたわ‥
今後一切、秘書２課に関わった重役並びに部長に、モーションや付き合いをしない事、勿論私も承諾書に一筆を書いた。


だけど、ただ話す事すらダメな訳？？


それが社長の耳に入り、その日の内に解雇通知が渡って来た・・



『唄姫麗歌
次の者、契約内容違反により○○日付けで解雇処分に処す』


これだけ‥これだけで、私の解雇は決定‥
勿論噛み付いたわ、でも誰１人聞いてはくれなかった‥当然の判断だと。


直接社長にも拒否され、私はなすすべ無く、この会社を解雇される事になったのよ！！



「見てなさい‥
絶対に見返してやるわ‥‥雅楽代悠久！！」


この会社を解雇になったって、私には行く場所なんて沢山あるのよっ！


合コン沢山しなくちゃ‥
セレブ専用の紹介所も、登録したままだったわね‥こうなれば、どんな手を使っても‥‥のし上がってあげる！


それが私！
唄姫麗歌なのよぉっっ！！