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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第40章 振り回すさー樹の夢ー



身悶える陽菜を横目に見ながら車を発進させ、目指すは郊外のEAホテル‥
あのFaceグループと力を二分する、クラスターグループ傘下の1つ。


どちらも国内では知らない者は居ないと言われる有名企業で、巨大企業なだけありホテルの規模もサービスも充実。


今向かっているEAホテルは、クラスター本社お膝元で、一番の高級路線‥
最上階は、クラスター社会長専用スペースがあるという噂すらあるほどの、力が入っているホテルだ・・




高速を使い、1時間掛からずにホテルに到着‥
陽菜はボーッとして、言葉すら発しないが、俺が先に降り陽菜を連れてホテル内へ。


チェックインを済ませる為に、ひとまず陽菜をラウンジの椅子に座らせ、俺はフロントでチェックイン手続き。


その途中で、チラッと陽菜を見たら‥
どうやらホテルの利用客のような、会社員だろう‥スーツ姿の女が陽菜に声を掛けていた・・



「あの‥大丈夫ですか?」


「・・・・・えっ?」


「具合‥悪そうだから‥
誰かスタッフでも呼んだ方が良いと思って‥‥
ああ!女性的理由だったら、此処に友達が働いているので、その友達を呼びます」


「いえ‥少し身体が怠いだけで、連れも居ますから大丈夫です‥
心配ありがとうございます」


「・・・そう・・・」



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