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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第40章 振り回すさー樹の夢ー

「先に風呂を使え陽菜‥
俺はルームサービスを待っている」
「でも‥‥」
「幾ら簡易シャワーを使ったと言っても、そのままは嫌だろ?
俺は簡単で良いから後だっ、ほら行って来い!」
陽菜をバスルームに追いやり、俺が変わりにソファーに座る。
「・・・・・」
こんな事をして、雲母のヤツが何を言うか‥
だが、こればかりは相性だ、陽菜が俺を選んでも、雲母に恨まれる筋合いは無い。
「・・・
愚痴は言われそうだがな‥たくっ‥‥」
その程度で陽菜を手に入れられるんだったら、甘んじて聞いてやるさ‥
俺とて本気なんだ‥今更引く気にはなれねぇ‥‥
「アイツには‥悪いが‥‥」
あのまま陽菜が雲母の誘いに乗ったのなら、俺は潔く身を引こうと思った‥
だけど陽菜は、雲母の誘いを断り1人で秘書2課に戻って来たんだ‥
後は俺が誘いを掛けても、雲母に言われる事じゃ無い。
"コンコン・・・"
「失礼致します」
「ああ、此処に置いて行ってくれ」
「畏まりました」
ルームサービスも来て、後は朝まで誰の邪魔も入らない‥
今宵一晩‥それで頷かせて見せるさ‥‥陽菜を‥‥‥

