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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第40章 振り回すさー樹の夢ー

バスルームから出て見れば、陽菜は食べ終わってはいるが、思案顔で床に座り込んでいる。
俺はそこまで困らせる事は言って無いぞ?
「おい陽菜・・・」
「へっ?はいぃ!?」
「何驚いているんだ?
ちょっとこっちに来い来い」
ソファーに座り、おいでおいでとジェスチャーすれば、陽菜はおずおずながらも、隣に座ろうとしたから‥‥
「・・・
こっちだろ?」
「きゃっ!?」
そんな陽菜を捕まえ、俺の膝の上に乗せた‥
前にもやっただろうが、そこまで恥ずかしがるなよな。
「樹部長・・・・」
「あぁ?
会社の制服とは違い、良い感触だ‥‥」
「・・・ンッ!」
手は頬から首筋を行ったり来たり‥
唇は耳元で囁き甘噛みしてから、陽菜の唇を奪う。
食らい付きたいほど貪りたいが、此処は少し我慢し、甘く触れるだけのキスを繰り返す。
「ぁぁ‥樹部長‥‥」
「・・こんな時は役職名で言うな・・名前で言えよ・・凪と・・・」
「ンンッ・・な‥凪‥‥‥さん?」
「さんは要らねぇ、凪と呼べよ陽菜‥‥」
キスを繰り返しながら、甘くおねだり‥
俺らしく無いかも知れんが、ずっと役職名で呼ばれるのは勘弁だぞ?

