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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第7章 縛りプレイー人事部長
「私はそう思っていません、竜崎部長は私に言いましたよね?
なるべく優しくしてやりたいって、多少縛られるくらい気にしません、痕が残らなければ良い話です‥
ただの噂話で、誰かを勝手に嫌うのは嫌です!」
「・・・くく・・・
面白いな君は、俺を恐れる事をしない‥」
竜崎部長‥何故か笑い出した‥
私は本気なのに‥‥
「それはその‥
樹部長から簡単な説明を聞いた時は、少し怖いと思いましたけど‥
実際の竜崎部長と会ったら、どうしても怖いとは思えなかったんです」
「話より本質を見るか‥
人事課に欲しいくらいだ、最近の連中は本質を見抜く目に欠けているからな」
「私はただ普通の事を言ったまでで‥
人事課とか、何だか逆に余計な事を言ったのならごめんなさい」
「いや、普段が一番難しいんだよ‥
社会に出ると周りに飲まれる方が多いが、君はそのままの方が良い‥‥
そして余計な事とは思っていないし、本当に俺は君に対しては優しくしてやりたいと思っている」
「竜崎部長っ!」
「っ!?」
思わず私から竜崎部長を抱き締めてしまった‥
だって、こんな優しい人なのに、誤解だけでみんな離れるんだもの。