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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第7章 縛りプレイー人事部長
「はぁ‥‥
やはり少し縛りたいという欲はある‥
いや、縛るとは少し違うか‥‥」
「???」
「これだ・・・」
竜崎部長がスーツのポケットから取り出した物、それは手錠‥
だけど・・・・
「ただの玩具だが‥
ファー付きで手首に負担も無く、もし本当に嫌だったら、少し強く力を入れれば手錠は簡単に外れる、君にはこっちの方が良い」
「こっち??」
「ああ、本当は頑丈な物もあるが、今の俺はそれを使う気が無いんだよ」
もう片方のポケットから取り出した手錠‥
ジャラと鎖の鈍い音が鳴るほどの、本格的な手錠。
竜崎部長は、私の両手を頭の上に上げさせて、玩具の手錠の方を両手首に嵌めた。
「これはこれで可愛くて良い‥
頭の上にあるから、ファーがウサギの耳みたいだ」
「耳‥‥
うーん、ファーがくすぐったいかも‥」
私の反応を見て、竜崎部長はまた笑ってる‥
思っているより笑うんだね、何時もこうしていれば誤解なんてされないのに‥‥
笑っていた竜崎部長だけど、急に真面目な顔になり、私の両膝を掴み上にグッと上げて、自分はネクタイを解いてしまった。