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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第41章 転職移動してみてーそれぞれの形
退社時に丁度タイミング良く成宮に会ったが、何処か浮かない雰囲気‥
本社出向話‥分からなくも無いんだが‥‥
「・・成宮?」
「竜崎さん、帰りですか」
「営業と違って、人事じゃ残業など無い‥
俺は何時もこの時間なんだが‥‥」
「そうっすよね」
はやり浮かない顔‥
本社出向で何か問題でも?
「・・・
竜崎さんは‥話受けたんっすか?」
「本社か?
・・・受けた、この年の俺がFace本社に行けるんだ、ありがたい話だと思わなければ‥」
50近い俺が、転職が出来たのは口利きがあったから、そして今回も‥
ラストチャンスで、あのFace社に行けるのだったら、文句など無い。
「あまりにも話が大き過ぎて、俺程度の営業は沢山居るんじゃないか、本当に俺が役に立つのか、ずっとそんな事を考えていたら・・」
「???」
「樹先輩が‥‥Face本社に行くって言い出して‥
俺‥どうしたら良いのか‥‥」
樹さんが本社へ?
それは決定事項なのか??
社長から樹さんを離すのは‥‥‥危うい気がする‥
そう思うのは俺だけなのだろうか‥
何かが崩れる予感、ずっと見る事を趣味として来た俺の感・・・