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秘書2課派遣部ー私頑張ります!?
第41章 転職移動してみてーそれぞれの形
「だが受けて来たんじゃねぇか!
だったら責任は持てよ、社長はお前だろ!!」
俺と樹の大声に、何事かと天羽と時雨が社長室に入って来た‥
その後ろには、何故か竜崎と成宮の姿もある。
「確かに受けたのは俺だ、そして行きたいというんだったら止める理由は無い‥
どちらかという話だ、好きすれば良いだろう」
「雲母!?」
声を出した陽菜だけじゃ無い、社長室に居る全員が俺の決断に驚き動揺。
「待って下さい樹先輩!
俺はそんなつもりじゃ‥‥」
「俺と雲母の話だ、黙ってろ成宮!」
「雲母君、少し冷静になって‥‥」
「俺は冷静だ天羽‥」
引かせようと、天羽や成宮が言い宥めようとするが、俺も樹も引く気なんか一切無く、話は平行線のまま、ただ時間ばかりが過ぎていくだけ。
「・・・・
どうして打開策って考えないの?
雲母‥樹さん・・・」
そんな中で、陽菜の悲しそうな言葉‥
まさかこれが一番火を点ける事になるとは‥‥